子どもと一緒に聴きたいコンサートVol.5『眠れる森の美女』。ナレーションと音楽、映像で広がるおとぎ話の世界をお届けします。物語とともにクラシックに親しめる本シリーズ。今回も夢いっぱいのステージで、親子の笑顔あふれるひとときを!
むかしむかし、動物や妖精たちと人々が仲良く暮らす国に、オーロラ姫が誕生しました。祝福の中、悪の妖精カラボスが現れ「16歳の誕生日に糸車の針で死ぬ」と恐ろしい呪いをかけます。しかし良い妖精リラの力で「死」ではなく「100年の眠り」へ。お城全体が眠りにつき、いばらに包まれました。長い時を経て、運命を信じた王子が現れ、勇気と愛で呪いを打ち破ります。愛と希望の物語を子どもとご一緒にお楽しみください。
オーロラ姫と王子、そして妖精たちが織りなす名作ファンタジーを、この公演のために新しく台本を書き起こし、イラストを描き下ろしました。お話に合わせて流れる音楽は、チャイコフスキーのバレエ《眠れる森の美女》から選び抜かれた名曲たち。場面ごとにぴったりのシーンを組み合わせて、一つの新しいコンサート作品に仕上げています。音楽と絵、そしておはなしがひとつになった舞台で、子どもから大人まで楽しめる世界をお届けします。
「子どもといっしょに聴きたいコンサート」は、子ども向けの物語や音楽作品を題材に、オリジナルのナレーションと生演奏、映像を組み合わせたシリーズです。親子で楽しめる工夫がつまった舞台をお届けしてきました。これからもプロのアーティストと共に、独自性ある新しい作品を創り上げていきます。
福岡県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科ソプラノ専攻卒業。日本声楽家協会研究所研究科をソロ試験、アリア試験ともに一位で修了。同研究所研究員プリーマ在籍。ソーナ・ガザリアンのマスタークラス修了。日本アカデミー准会員。BS-TBS「日本名曲アルバム」に『杜の音シンガーズ』のメンバーとして出演。日本武道館や東京国際フォーラムにて行われた『音楽朗読劇READING HIGH』の作品にボーカルアンサンブルとして出演。これまでに声楽を田中純子、伊原直子、島崎智子の各氏に師事。 ウィステリアホール『子どもといっしょに聴きたいコンサート』では、構成・脚本、ナレーションとしてシリーズ第1回目より携わっており、物語の世界を自由に豊かに想像できる、子どもから大人まで楽しめる演奏会づくりを目指している。 一児の母。息子との絵本タイムが毎日の楽しみのひとつ。
札幌市出身。市立札幌旭丘高等学校を経て、東京藝術大学卒業。第13回文化庁/日本演奏連盟主催新進演奏家育成プロジェクト・オーケストラシリーズにて札幌交響楽団と共演。国内でのソロリサイタルをはじめ、ナンシー国際アカデミー、フレーヌ音楽アカデミー(フランス)でのコンサート出演、「ブダペスト春の音楽祭」(ハンガリー)に出演しソロリサイタルを行うなど、これまでに数多くの演奏会に出演。また、アンサンブルピアニストとして多くの演奏家との共演や、アウトリーチ活動、ラウンジ演奏など幅広い演奏活動を行う傍ら、後進の指導にも力を注いでいる。 これまでに、ピアノを浜田典子、佐藤睦美、橘高昌男、植田克己、室内楽を加藤洋之、玉井菜採、ピアノデュオを角野裕、フォルテピアノを小倉貴久子の各氏に師事。
イラストレーター・デザイナー。東京藝術大学美術学部先端芸術表現学科卒業、同大学院修了。その後合計約7年間、同大学演奏藝術センター教育研究助手として舞台芸術の企画制作に携わった。現在、フリーランスとしてイラストレーション・舞台演出映像や小道具の制作・グラフィックデザイン・子供向けワークショップ等を手がけている。 「芸大とあそぼうin北とぴあ」公演に美術・映像担当として12年関わるなど、親子向けの舞台作品制作に力を入れている。また、音楽に寄り添いコンサートを引き立てる視覚表現を得意としている。 東京藝大アートフェス2021にて、個人・グループの2作品で優秀賞受賞。ウィステリアホール『子どもといっしょに聴きたいコンサート』では、2021年の「くるみわりにんぎょう」公演に続いて2回目の作画提供。
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